ちょっとネットサーフィンをしていたら面白い記事を見つけまして、試しにやってみました。
手順はムチャクチャ簡単で、Raspberry Pi4用にカスタマイズされた LineageOS をマイクロSDカードに入れて、Raspberryで起動するだけ。
準備
Raspberry Pi4
必須ではありませんが、Raspberry Pi用のタッチモニター があると操作しやすかったです。
LineageOS 18.1 (Android 11) for Raspberry Pi 4
LineageOS 18.1 (Android 11) for Raspberry Pi 4
上記サイトから「lineage-18.1-20210214-UNOFFICIAL-KonstaKANG-rpi4.zip」をダウンロードして、展開しておきます。
たまにリンクが切れている場合があります。切れていた場合は少し待つと回復するので、しばらく立ってから再度アクセスしてみて下さい。
balenaEtcher
SDカードに LineageOS を書き込むために使います。
今回はポータブル版をダウンロードしました。インストール無しで使えるので、PCを汚さずオススメです。
マイクロSDカード
8GB以上の microSDカード を推奨します。今はだいぶ安いので 32GB や 128GB を1枚持っていると、今後困らなくて便利だと思います。
LineageOS 書き込み
balenaEtcher を使って SDカードに LineageOS を書き込みます。
balenaEtcherを実行します。
初めに「Flash from file」ボタンを押して、展開しておいた「lineage-18.1-20210214-UNOFFICIAL-KonstaKANG-rpi4.img」を選択。
次に「Select target」ボタンを押して、書き込み対象のSDカードを選択。
最後に「Flash!」ボタンを押して書き込み開始。
書き込みが終わったら Raspberry Pi に SDカード を挿して電源を入れれば LineageOS が立ち上がります。
あとは、Wi-Fi や アカウント等のセットアップを済ませれば、完成です。
Google Play のインストール方法
初期状態だと Google Playアプリは入っていません。上の写真は入れた後の写真なので、チャチャっと入れちゃいましょう。
ラズパイ上のブラウザで こちら にアクセスして、pico版の「open_gapps-arm-11.0-pico-20210130-TEST.zip」をダウンロードします。
後は、TWRP でインストールすれば OK。
ROOT化も同様に、TWRP で Magisk をインストールすれば OK です。
TWRPを起動させるには?
TWRP を起動させるために「高度な再起動」設定を有効にします。
まず、システムの「ジェスチャー」を選択し、
「電源ボタンメニュー」を選択し、
「高度な再起動」設定を有効にします。
これを有効にすると、再起動時にリカバリーモードを選択出来るようになります。
F5キーを長押しして「再起動」を選択し、
「Recovery」を選択すれば、TWRPが起動します。
電源を切る方法
Raspberry Pi には電源ボタンがありません。
そのため、キーボードのファンクションキーが デバイス物理キーに割り当てられています。
- F1:ホーム
- F2:戻る
- F3:マルチタスク
- F4:メニュー
- F5:電源
- F11:音量を下げる
- F12:音量を上げる
終わりに
SDカードを戻す方法
今回SDカードのパーティションを変更したので、遊び終わったらパーティションを戻してあげましょう。戻さないと容量が少ないままでイラッとします。
戻し方は 過去の記事 で説明しているので、そちらを参考にして下さい。